お茶を毎日飲むという方は多いのではないでしょうか。
毎日飲むものだけどイマイチ保存方法がわからないまま、
腐らせてしまうこともあるかと思います。
特に、冷蔵庫で保存せず、常温で保存をしている方は要注意です。
夏場の常温での保存はとてもお茶が腐るリスクが高いです。
お湯でお茶を作った場合、
水を沸騰させた時点で菌は死滅しますが、
保存をしている間に菌が入り込むこともあるので
沸騰させたから安心だというわけではありません。
室温や湿度などの条件で変わりますが、
夏場に常温で保存していると半日~1日程度で腐ってしまう事もあります。
なので、夏場はなるべく早く飲むことをおすすめします。
冷蔵庫に保存すれば大丈夫なの?
「冷蔵庫に入れておけば大丈夫だよね」そう思う方も多いのではないでしょうか。私も冷蔵庫に入れて置けば大丈夫と思っていました。
しかし、冷蔵庫に入れていても腐ります。
これは、他の食材や飲み物と同じで、常温保存に比べて長持ちさせることはできますが、腐らないという訳ではありません。
冷蔵庫で保存する場合は、1週間を目安に飲み切ってしまいましょう。
ここで注意したいのが、コップに注いだお茶やペットボトルのお茶です。
数時間かけて少しずつ飲んでいると、お茶に移っている口内の細菌が繁殖してしまいます。
お茶が腐るとどうなる?
お茶が腐ってくると、様々なサインが出始めます。
- 変色する
- 濁る
- 浮遊物が出る
- カビが生える
- 味が変わる
飲む前にこれらのサインに気付く為に、お茶を入れる容器は透明な物にしておくのがおすすめです。
私は腐ったお茶を飲んだ経験はありませんが、酸っぱく感じるとネットで見たことがあります。
なので、その様な味がした時は腐っていると判断した方が良いと思います。
そして、お茶が腐るととろみが出るという話も聞いたことがあります。
お茶には、カテキンの他に様々な成分が含まれています。
その中のたんぱく質が雑菌によって腐ると、とろみが出てしまいます。
そもそも、お茶は水と比べて最初からとろみがあります。
それは、お茶の成分の1つであるサポニンの働きによるものです。
腐ったお茶を飲んでしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
一口二口なら何も起こらない可能性が高いので、うがいで口内を洗浄しておく程度で良いでしょう。
もし下痢や嘔吐などの症状が出たら、病院を受診したほうがいいです。